2011年1月14日金曜日

2011年1月14日発行のメールニュースより

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■1(全国)
2011年1月15日(土)~2011年3月(予定)※下記詳細
日弁連・貧困問題全国キャラバン(市民集会・シンポジウム等)のご案内

■2(東京)
2011年1月28日(金)17:30~20:00(開場17:00)@弁護士会館 17階1701会議室
1/28 シンポジウム「高齢者の孤立と貧困~『無縁社会』からの脱却をめざして~」

■3(東京)
2011年2月26日(土)13:00~17:00@明治大学リバティータワー2階1021教室
「当たり前に生きたい、ムラでも、マチでも─TPPに反対する人々の運動」
2.26「TPPでは生きられない!座談会」のお知らせ

■4(全国)【お知らせ】
『若者ホームレス白書』の無償配布が始まりました

■5(全国)【お知らせ】
「6・13西宮事件を考える会」ニュース最終号発行のお知らせ

■6(全国)
雑誌『オルタ』最新号絶賛発売中!!
【特集】まちがいだらけの「魚食文化」 ちゃんとした魚食べてますか?

■7(全国)【お願い】
活動家・アクティビストの仕事と生活のバランス実態調査

■8(全国)【お知らせ】
意見募集 認知症の私から、あなたへ


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■1

【ご案内】日弁連貧困問題全国キャラバン(市民集会・シンポジウム等)
http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/101126.html

日弁連では、貧困の根絶をめざして貧困問題対策本部を設置し、次の点を日弁連の取
り組むべき喫緊の課題ととらえて、集中的に研究や運動に取り組んでいます。

1.日弁連が作成した生活保護法改正要綱の実現
2.労働者派遣法の抜本的改正
3.子どもの貧困の根絶
4.貧困問題に関するワンストップ相談体制の確立
s
このような日弁連の取組を広く市民の皆様に知っていただき、全国の弁護士会とも密
接に連携しながら定着させ、さらに全国の人権団体、労働団体等とも連携を深めるた
めに、本年度中に、全国で連続的に貧困問題に関する市民集会を開催する「貧困問題
全国キャラバン」を実施することになりました。

具体的には、下記の地域・日時で市民集会、シンポジウム等を開催し、様々な貧困問
題を取り上げるとともに、貧困問題に関する相談体制確立に向けての連携作りについ
て議論していきます。

各集会ともに入場料は無料ですので、お気軽に御参加ください。

(今後の予定)

・和歌山弁護士会
【開催日時】2011年1月15日18:15~20:30
【イベント内容】シンポジウム「貧困の解消を目指して(予定)」
【開催場所】和歌山市民会館(和歌山市伝法橋南ノ丁7番地)

・秋田弁護士会
【開催日時】2011年1月22日13:30~16:00
【イベント内容】シンポジウム「秋田の貧困―生活保護の問題点と生活保護法改正(予
定)」
【開催場所】秋田市文化会館(秋田市山王7-3-1)

・佐賀県弁護士会
【開催日時】2011年1月29日13:00~16:00
【イベント内容】未定
【開催場所】アイスクエアビル(佐賀市駅前中央1-8-32)

・鳥取県弁護士会
【開催日時】2011年3月12日 時間未定
【イベント内容】未定
【開催場所】未定

・沖縄弁護士会
【開催日時】2011年3月12日14:00~16:00(予定)
【イベント内容】シンポジウム「沖縄の子どもの貧困(予定)」
【開催場所】那覇市民会館 中ホール (沖縄県那覇市寄宮1-2-1)

・埼玉弁護士会
【開催日時】2011年3月17日18:00~21:00(予定)
【イベント内容】未定
【開催場所】さいたま共済会館(埼玉県さいたま市浦和区岸町7-5-14)

・金沢弁護士会
【開催日時】2011年3月19日 時間未定
【イベント内容】未定
【開催場所】未定

(実施済み)
大阪 2010年10月23日
13:30~17:00 シンポジウム「貧困と闘う!雇用と生活の崩壊にどう立ち向かうか」
詳しくはこちら 大阪弁護士会
(大阪市北区西天満1-12-5)

京都 2010年11月26日
18:30~20:30 貧困問題連続市民講座
・日弁連デンマーク調査報告
・講演(湯浅誠氏)
詳しくはこちら 京都弁護士会
(京都市中京区富小路通丸太町下ル)

釧路 2010年12月4日
13:00~16:00 無くせ貧困!釧路市民集会
・基調講演「子どもの育ちと貧困~教職員アンケート調査結果から見えるもの~」
・基調報告「釧路チャレンジ~生活保護支援プログラム~」ほか
詳しくはこちら 釧路市総合福祉センター
(釧路市旭町12-3)


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■2

【ご案内】日弁連シンポジウム「高齢者の孤立と貧困~『無縁社会』からの脱却をめざして~」
http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/110128.html

住民登録地に居住していない「消えた高齢者」が相次いで発覚。
縁・血縁との関係が途絶え、孤立化した高齢者の増加が「無縁社会」として社会問題
化しています。非正規雇用・貧困の拡大で、こうした孤立化は、今後、ますます深刻
さを増すことが予想されます。国は介護保険法改正(平成24年4月施行予定)に向
けた検討を進めていますが、このような高齢者の孤立を解決するためには、どのよう
な支援の仕組みが求められているのでしょうか?現行制度の課題と改善の方向性を各
界の第一人者とともに考えたいと思います。是非、多数ご参加ください。

チラシも御覧ください
チラシ(PDF形式・1,005KB)http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/data/110128.pdf

【日時】2011年1月28日(金) 17:30~20:00(開場17:00)
【場所】弁護士会館 17階1701会議室
(会場地図)http://www.nichibenren.or.jp/ja/direction/
(千代田区霞が関1-1-3 地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線 「霞ヶ関駅」B1-b出口直結)
【参加費等】無料・事前申込不要

【内容(予定)】
基調報告
池田 誠一 氏(NHK報道局社会部ディレクター)

パネルディスカッション
池田 誠一 氏(同上)
井上 英夫 教授(金沢大学大学院人間社会環境研究科)
小川 栄二 教授(立命館大学産業社会学部現代社会学科)
澤登 久雄 氏(大田区地域包括支援センター入新井センター長)

【主催】日本弁護士連合会
【お問い合わせ】日本弁護士連合会 人権部人権第一課
TEL:03-3580-9504/FAX:03-3580-2896


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■3

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「当たり前に生きたい、ムラでも、マチでも─TPPに反対する人々の運動」
2.26「TPPでは生きられない!座談会」のお知らせ

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TPP(環太平洋経済連携協定)というのをご存知ですか。まだ正体のよくわか
らないこの妖怪がわたしたちに襲いかかろうとしています。
もともとは2006年に発効したニュージーランド、チリなど4カ国の小さなFTA
(自由貿易協定)だったものが、新たにアメリカ、オーストラリアなど数カ国が
参加を表明したため「バスに乗り遅れるな」とばかり菅首相が飛びつき、財界や
大手マスコミが政府の尻を叩き、その賛否を巡っていまや大論争となっています。

それぞれの家庭にそれぞれの事情や都合があるように国や地域にとってもそれ
は同じです。相手の立場に配慮して協議をすすめるのが貿易交渉ですが、TPP
は例外なき自由化を強引に進めようとするものです。菅首相はこれに参加するこ
とを、明治維新、敗戦に次ぐ「第三の開国」と述べました。

これが実行されたら、コメをはじめとして畑作物、乳製品から沖縄のサトウキビ
までほとんどが輸入物に置き換わり、食料自給率は14%まで低下すると農水省は
試算しています。これは地域の崩壊を意味し、人が暮らし続けることができるバ
ランスのとれた社会としての「日本」の終わりを意味します。

マスコミの一部は「牛丼が200円になる」とはしゃいでいますが、労働力も自由
化され、際限のない賃金水準まで下がりつづけ、安い牛丼すら食えなくなること
を覚悟しておくべきでしょう。ワーキングプア、非正規社員はふえつづけ、農村
からの離村者なども含め、都市に失業者があふれることにもなりかねません。

いったい、誰のための自由化でしょうか。私たち農民はもとより、多くの人たち
にとって、なんのメリットもありません。どうか、みなさん。この愚挙、この暴
挙を阻止するために、私たちと共に立ち上がってください。
2月26日に全国の百姓が東京に集まり声を挙げます。多くのみなさんの参加を呼
びかけます。

【日時】2011年2月26日(土)13時~17時
【会場】 東京都千代田区神田駿河台「明治大学リバティータワー2階1021教室」
最寄り駅:JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」下車徒歩3分
(地図)http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
【参加費】500円(予定)

【内容】
参加者が3分間スピーチで語る。農民だけでなく、TPPやグローバリゼーション
の影響を受ける人たちにも参加してもらい、様々な視点から発言してもらう。また、
グローバリゼーションとたたかう韓国農民をゲストとして招く。

座談会の後、街頭行動を行う。18時~19時(キャンドルデモなどを予定)

【問合せ先】 事務局の市村まで(平和フォーラム事務局内)
Tel:03(5289)8222 Fax:03(5289)8223
メール:ichimura@gensuikin.org

「TPPに反対する人々の運動」の動きはこちらをご覧下さい。
http://www.geocities.jp/yaoyahyakusho/muramachi/home.html


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■4

『若者ホームレス白書』の無償配布が始まりました。

NPO法人ビッグイシュー基金が、08年秋から10年春にかけて40才未満のホームレス
の方々50名に聞き取り調査を実施し、今年6月から11月まで「若者ホームレス支援方策委
員会」(委員長宮本みち子放送大学教授)を開き、その検討結果を『若者ホームレス白書
』としてまとめました。
作家の雨宮処凛さん、若者支援のNPO「育て上げ」ネットの井村良英さんのほか、<
もやい>代表理事の稲葉剛も委員として執筆に参加しました。

12月19日に東京都現代美術館で開催された『若者ホームレス白書』刊行記念シンポジウ
ムには約250名が参加し、熱心な議論が行われました。
『若者ホームレス白書』は1万部が無償配布されます。

これ以上、若者ホームレスを路上に放置し、若者と社会の未来を壊すことのないよう、
多くの市民の皆さんに『白書』を配布し共に考えることができればと思っています。

※送付ご希望の方はこちらからお申し込みください。
https://spreadsheets1.google.com/viewform?formkey=dFkybjV5TUdGNkFvRnYwZE5kMWd0ZWc6MQ

冊子は無料、郵送料のみご負担をお願いしております。
発送方法は「ゆうメール着払い」で配達時にお支払いいただく仕組みです。
現在多数お問合せを頂いているため、郵送に2~3週間ほどお時間を頂戴しております。ご理
解のほど宜しくお願い申し上げます。


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■5

「6・13西宮事件を考える会」ニュース最終号発行のお知らせ

皆様

1998年6月13日、西宮市の河川敷で野宿生活をしていた田中さんたちのテントに石を
投げたり、鏡や消火器などを投げつけるなどした複数の若者を、田中さんが追いかけ
てナイフで刺し、結果1人の若者が死亡するという事件がありました。
私たちはこの事件が持つ意味を考えるため「6・13西宮事件を考える会」を結成し
て、活動を行ってきました。
田中さんに懲役10年の判決が確定し、その後、2001年に記録集を発行した後、活動は
休止していました。
昨年、田中さんは刑期を終え、社会に復帰されました。
これを機に、6・13西宮事件を考える会はニュースの最終号を発行した上で解散する
ことにしました。
活動の報告とメンバーの思いを最終号に掲載しています。
http://homepage3.nifty.com/kobekoubora/613nisinomiyajikennews16.pdf

また、2001年に発行した「6・13西宮事件資料集1998-2001」はまだ残部が少しあ
りますので、ご入用の方は觜本(fwnd7943@mb.infoweb.ne.jp)までご連絡ください。

「6・13西宮事件資料集 1998-2001」
【発行】6・13西宮事件を考える会
〔内容〕 裁判資料、考える会ニュース(1-15号)、新聞記事 
(B5版 366ページ)
2001年7月発行
(価格) 1000円

6・13西宮事件だけでなく、少年の襲撃問題を考える貴重な資料です。


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■6

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雑誌『オルタ』最新号絶賛発売中!!

【特集】まちがいだらけの「魚食文化」
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ちゃんとした魚食べてますか?

定価:本体800円+税  年間購読:5,000円(送料込)
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2010年、様々な国際会議の場で、日本の魚介類消費が話題に上がった。
とりわけ、ワシントン条約ではクロマグロの国際取引禁止案が議論され、
話題騒然となった。そうした議論で日本政府が用いてきた反論のキーワー
ドが、「魚食文化」だった。「魚食文化」を支えるための「伝統的」な漁
には問題がなく、今さら規制すべきではないとの主張が展開されたのである。

だが、「魚食文化」という言葉が、あたかも免罪符のように使用されて
いる現実には、多くの疑問がつきまとう。そもそも、現代の「魚食文化」
は近代化の過程で形作られてきたものであり、それ以前の伝統的な魚食文
化とは明らかに異なっている。

現代における私たちの魚消費の実態とは?

それが伝統的な魚食文化とどう異なっていて、どのような問題があるのか?

私たちが守るべき「ほんとうの魚食文化」を取り戻すための食べ方や暮らし
のあり方について考えるきっかけとしたい。

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雑誌『オルタ』 2011年1-2月号

【特集:まちがいだらけの「魚食文化」】
○退化する日本の魚食事情-自然から遠くなった私たちが失ったもの /上田勝彦
○流通が魚食を変えた?-魚に触れなくなった日本人 /生田與克
○マグロ、銀ムツ、ウナギにサケ-変わる魚食がもたらすもの /井田徹治
○漁業の衰退を加速させる水産行政の無策 /勝川俊雄
○東京湾が問う私たちの「豊かな」暮らし /大野一敏
○陸の無関心が海も魚もダメにする /鷲尾圭司

【特別記事】
◎メディアが報道しない世界のニュース10/斎藤かぐみ
◎COP10とは何だったのか/天笠啓祐
◎生物多様性条約会議への先住民族運動の挑戦/細川弘明

◎連載 湯浅誠/大月啓介/海妻径子/粟飯原文子

【バックナンバーも好評発売中】
・「貧困削減」という問題!?  (2010年11-12月号)
・韓国併合100年  (2010年9-10月号)
・資源争奪-土地・水・森は誰のものか  (2010年7-8月号)
・政権交代と社会運動  (2010年3-4月号)
・社会的企業-地域・仕事・連帯社会をつくる(2010年1-2月号)

その他数多く販売中!詳しくはウェブサイトで。
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【お問い合わせ】
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
『オルタ』編集部 田中 滋
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
http://www.parc-jp.org/ E-mail: office@parc-jp.org
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■7

【アンケートご協力のお願い】活動家・アクティビストの仕事と生活のバランス実態調査

新年あけましておめでとうございます。
事務局の内田聖子です。
PARC事務局は昨日より仕事始めとなり、日頃と変わらぬ様子でドタバタと過ごし
ております。

さて、本日は会員の皆様に「活動家・アクティビストの仕事と生活のバランス実
態調査」と題したアンケートご協力のお願いがありメールいたしました。

2009年5月より、PARC自由学校の特別講座として、「社会にモノいう初めの一歩
活動家一丁あがり!」という講座を開講してきました。この講座は、何らかのテー
マ・形で社会運動・市民運動を行なう活動家・アクティビストを育成することを
目的に、10名程度の活動家が実行委員会を形成し、1年間で計18回の連続講座と
して運営してきました。具体的には、「労働と貧困」をテーマに、当事者の声を
聞き、歴史を学び、いま運動を行なうことの意味や困難について考えた他、効果
的な活動や運動の具体的なスキルやノウハウ、発信の方法についても学びました。
2009年度は45名の受講生を集め、終了時には「卒業イベント」を課し、集会やイ
ベント、デモなどを受講生自身が一から企画・広報・実施してきました。

この講座はメディアでも大きく取り上げられ、いまの時代に応じた新しい「活動
家」を社会全体で育成することの重要性が広く認知されたといえます。これに関
連して、2011年3月、NHK出版新書よりこの講座の意義や内容を実行委が執筆する
新書『社会にモノいう初めの一歩 活動家一丁あがり!』(仮)を出版すること
になりました。

この本の1つの章にて「活動家の生活や仕事」をとりあげており、現在原稿執筆
にあたっての参考資料として、活動家・アクティビストとしてすでに様々な活動
を実践されている皆様にアンケート調査をお願いする次第です。「活動家になり
たい」と興味を持つ人たち(特に若者)にとって、「仕事をしながら活動をする
こと」の難しさや、収入をどこで得ていけばいいのか、など素朴な疑問の声を多
く聞きます。こうした問いに応えるため、あるいは持続可能な活動をより多くの
人たちが行なうことで、日本の市民社会全体がさらに力をつけるためにも、ぜひ
皆さまの日々の実践や、生活・仕事に関して、お応えいただきますよう、お願い
申し上げます。

アジア太平洋資料センター(PARC) 事務局長 内田聖子

【活動家一丁あがり実行委員会】
赤石千衣子(ふぇみん婦人民主新聞編集長)
松元千枝(しんぶんワーカーズ・ユニオン/全国一般労働組合東京南部
河添 誠(首都圏青年ユニオン書記長)
湯浅 誠(NPO法人自立生活サポートセンター
熊谷伸一郎(岩波『世界』編集部)
須田光照(全国一般東京東部労働組合)
土屋トカチ(ドキュメンタリー映画監督)
内田聖子(アジア太平洋資料センター〈PARC〉事務局長)
京野楽弥子(アジア太平洋資料センター〈PARC〉スタッフ)

■アンケートは下記のウェブからご覧いただき、回答していただけるようになっ
ています(お名前やメールアドレスは記入いただかずにご回答いただけます)
http://www.parc-jp.org/freeschool/other/form_activist_research2011.html

■活動家一丁あがりについては↓↓
http://www.parc-jp.org/freeschool/2010/kouza/kouza_26.html

★本アンケート・講座についてのお問合せ★
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
事務局長 内田聖子
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453 E-mail: kokusai@parc-jp.org


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■8

意見募集 認知症の私から、あなたへ

現在200万人をゆうに超え、これから30年で倍増すると言われる認知症。
早期診断・本人告知が普及し、「自分が認知症であることを十分理解し、
前向きに生きようとする当事者」が急速に増えています。

長寿の先に必ず待っている「認知症」という現実を、
恐怖から安心、希望へと変えるためには、
すでに発症した当事者自らが体験に根差した声をあげ、
それらを集約して施策や支援につなげていくことが重要です。

認知症の当事者が委員として参加する
「認知症の本人の生きがいづくりに関する調査研究会」
(平成22年度厚生労働省老人保健健康増進等事業)は、
認知症の当事者に向けて、以下の呼びかけを行います。

この情報が、一人でも多くの認知症と診断された皆様のもとに届き、
「私たちの社会」を考えるため声をあげていただけますよう、皆様のご協力
をお願いします。


<呼びかけ文より>

認知症になっても生きがいをもって暮らせる世の中をつくるため、
私たちの望む生活支援を社会に理解してもらうため、
私たち認知症をわずらった本人が声をあげようではありませんか。

《私たちの望む生活支援を伝えましょう》

自分が大切にしてきた生活や楽しみを続けて、生きがいを持って暮らしていくため、
私たちの望む生活支援が何なのかを伝えていきましょう。

《私たちには伝える力があります》

私たちには、自分が望む生活支援を人に伝える力があります。
私たちの伝える力を世の中に示すためにも、
今、声をあげようではありませんか。

認知症の本人の生きがいづくりに関する調査研究会
当事者委員 佐藤雅彦 


本人同しで話し合う場所・時間があればよい!又本人同しで話しいろいろな
体験やこまった事など情報交換ができれば良いのではないか?
私は、当事者様には認知病を受け入れる事、自分が認知病であること、
どうしたら認知病と立ち向かうか、正面から向かいあい認知病を理解する事が、
じゅうよう!だと思います!

五感を使って脳を、刺激する事が大切だと思います家に閉じこもっていると
悪くなる!自分がやりたい事があれば家にとじこまらず外に出ることが
大切だと思っています。私は36年間働いていた会社をやむなく退職外に出て
働き続けたかった!簡単な仕事の支援をしてくれるサポーターがあればまだまだ
仕事を続けられたと思っています!

認知症の本人の生きがいづくりに関する調査研究会
当事者委員 佐野光孝

※誤字・脱字がありますが、「字が書けなくなる現実を分かって欲しい、
その状態でも自分なりの意志を伝えたい」、という本人の希望により、
無修正のままとしています。

*募集の内容について*

・意見を寄せていただきたい方
認知症の当事者(本人)

・募集している「意見」の中身
認知症と診断される前、また診断されてからの、自身の経験、自分なりの楽しみ、
生きがい、希望、医療・ケア・社会に対する意見や提言などを、ご自由に。

・自分で書ける方
手紙、ファックス、またはメールのいずれか、楽な方法で。
短くても、一文でもかまいません。
一度にまとめなくても、少しずつ、何度お送りいただいて結構です。
誤字・脱字を気にせず、ありのままにどうぞ。

・自分で書くのが難しい方
誰かが手助けを(友人、家族、ケア関係者など)。
この場合、代筆された方と本人の関係をお書きください。

・いつまでに(締め切り)
2011年2月28日


なお、記入可能な範囲で、診断時期、診断名、利用サービス、要介護度、
居住市町村名、連絡先、氏名をお書きください。


*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^

<あて先・問い合わせ先>
NPO認知症の人とみんなのサポートセンター
電話 :06-6972-6490
ファックス:06-6972-6492

沖田裕子(研究会事務局)
〒537-0024 大阪市東成区東小橋1-18-33
メール:dementia.spc@kxe.biglobe.ne.jp
ホームページ:http://npo.kenko.officelive.com/default.aspx

*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^


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