2011年11月29日火曜日

2011年11月29日発行のメールニュースより

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【おしらせ】
パーソナル・サポート・サービス・モデルプロジェクトの第3次募集が始まりました。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kinkyukoyou/suisinteam/bosyu/231124bosyu.html

応募〆切は、12月9日(必着)です。
よろしくお願いします。

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■1(東京)
2011年12月2日(金)12:00~15:00(受付11:40開始)@衆議院第一議員会館 第5会議室
~わたしたちの声を聞いてください~
「生活保護利用者の座談会」的院内集会のご案内

■2(大阪)
2011年12月2日(金)19:00~22:30(予定)@アメ村サンホール(ライブハウス貸切)
◆◆Social&Musicフェス『U-night』~「1>99」の謎を解く夜~◆◆

■3(東京)
2011年12月6日(火)19:15~21:45@喫茶室ルノアール新宿区役所横店
「マイスペース」第5・6会議室
新宿区大久保アパート火災が投げかけたもの

■4(大阪)
2011年12月14日(水)18:30~20:40@エル・おおさか708号
□働き方ネット大阪 第15回つどい□
就職難とブラック企業―「まともな働き方」を考える

■5(東京)
2012年1月7日(土)13:00~17:15@慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール
社会的包摂政策の成功と失敗 ~イギリスの経験、日本の希望~

■6(京都)
2012年1月9日(月・祝)10:00~17:00@同志社大学 室町キャンパス
寒梅館 ハーディーホール
公開セミナー 子どもの貧困に対する政策を考える

■7【お知らせ】
被災地に共同食堂をつくりましょう 私たちは被災地支援を続けます
1 煉瓦1 万円基金に参加を!


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■1

~わたしたちの声を聞いてください~
「生活保護利用者の座談会」的院内集会のご案内

【日時】2011年12月2日(金)12時~15時 (受付11時40分開始)
【場所】衆議院第一議員会館 第5会議室

生活保護の利用者が戦後「最多」となり、生活保護制度の「改革」が叫ばれて
います。国と地方の協議会、社会保障審議会生活保護基準部会、政策仕分けな
ど、多くの場面で改革についての話し合いが進められています。

しかし、果たしてそこには生活保護を利用している当事者からの声が一つでも
反映されているでしょうか?

今、生活保護を利用している当事者は、なぜ生活保護を利用するに至り、どん
な日々を送り、何を思い、そして、何かに希望をもって暮らしているのでしょ
うか。国は当事者の実情を知らないままで、どのような改革が実現できるので
しょう。

私たちは今回、生活保護を現在利用している、またはかつて利用していた当事
者の声を聞いていただくために、標記のような集会を企画しました。

ご多忙とは存じますが、是非ともお集まりいただき、生活保護利用者の声をど
うぞ聞いて下さい。

<進行予定>
1.あいさつ
2.趣旨説明
3.座談会
4.まとめ 代表幹事 尾藤 廣喜(弁護士)

<座談会参加予定者 >
・失業による保護利用者
・病気や障がいによる保護利用者
・依存症と向き合う保護利用者
・シングルマザー
・高齢の保護利用者
・DVによる保護利用者(参加者は変更になる場合があります。)

※報道関係の方は当日、報道の腕章等を必ずご用意くださいますようお願いいたします。

【主催】生活保護問題対策全国会議

【連絡先】〒530-0047大阪市北区西天満3-14-16西天満パークビル3号館7F
TEL06-6363-3310 FAX 06-6363-3320
携帯090-3652-6884
弁護士 小久保 哲郎


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■2

◆◆Social&Musicフェス『U-night』~「1>99」の謎を解く夜~◆◆

【日時】12/2(Fri) 19:00~22:30(予定)
【場所】アメ村サンホール(ライブハウス貸切)
http://www.sunhall.com/map.html
〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋2-9-28サンボウルビルB2F
【参加費】500YEN
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◆U-night公式サイト http://u-night.info/
◆公式ツイッター http://twitter.com/#!/unight99
◆WEB CM
http://www.youtube.com/watch?v=ESZ7zdlXU8I&feature=youtube_gdata_player
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震災、増税、ワーキングプア、TPP、原発、報道、教育・・・何かがおかしい
。その「何か」を参加者全員で紐解く、大阪発知的Social&Musicフェス「U-n
ight」です。
私たちはOccupy Wall Streetの運動を受け「1>99」という数式矛盾に陥
っているヨノナカの仕組みをあかし、ムーブメントをつくっていきたいとおも
い、U-nightを企画しました!

ちょっと見渡すと世の中おかしなことばかり。でも周りにそんな話しようとし
たら「何ムズカシイこと言ってんの ?」でスルーされちゃう。何かしないとマ
ズい気がするけど、どうしていいかわからない…1% の富裕層によって 99% の
私たちの生活が脅かされているのでは ? こうした思いから、この企画はスタ
ートしました。

・「給料安くて生活しんどいけどこれってホントに自己責任 ?」
・「事故が起きてもなんで原発止まらないの ?」
・「アメリカで Occupy ってやってるけどあれ何 ?」

ライブ & トークで盛り上がりつつ、ふと湧いてくるギモンをみんなでシェア。
世の中の「何か」が見えてくる Fun Night です !!

【TIME TABLE(前半)】
18:45 OPEN
19:00 START
19:15 トークセッション
「What,s 社会活動?3名のアクティビストの方」
・大阪の民主団体で活動する男性
・司法修習生給付制問題を告発し活動する女性:弁護士
・会社を訴えた!?会社と闘う当事者(仮)

20:00 1st Live Show

20:20 ワールドカフェ 2.0
→→「モノ申したい !」
ワタシだけが知っているあの会社 & 業界のヒミツ、今いる職場の不満や疑問。
書いたり話したり貼ったりして、おかしな働き方について考える全員参加型セ
ッション!

【TIME TABLE(後半)】
21:00~21:15 2nd Live Show

21:15派遣会社社員@覆面座談会
■「え…マジで…(゜д゜)」
安給料・不安定の働き方「派遣」について、元派遣会社社員や元・現派遣社員
がギョーカイ暴露トーク。
「え…マジで…(゜д゜)」なブラックネタ・仰天ウラ話を、覆面 & ヘリウム
ガス完備でお送りします。
→参加者募集中☆→連絡先メールcontact@uniteosaka.com
元派遣会社社員の方、派遣社員として働いている・働いていた方、座談会に参
加してみませんか ?
参加していただいた方にはU-night オリジナルグッズを差し上げます。
※個人が特定されないよう覆面着用、ヘリウムガスで声を変化させた上でお話
いただきます。

「民主・自民・公明の修正案は最悪。元ハケン会社が社員が暴露!」
◇1人目:登録型ハケン元営業担当者 20代男性
◇2人目:日雇いハケン元営業担当者 30代男性
◇3人目:製造業ハケン元営業担当者 30代男性
◇4人目:現在ハケンで働く女性 20代女性

21:45 Last Message from U-night

■VTR Show タイトル「MONSTER(仮)」
1986年に生まれたMONSTERとは?1>99の謎に迫る。

22:00 ENDING
22:30 CLOSE

【参加連絡】
contact@u-night.info
【問い合わせ】06-4801-7733 team U-night(地域労組おおさか青年部内チーム)
【主催】team U-night(地域労組おおさか青年部内チーム)


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■3

新宿区大久保アパート火災が投げかけたもの

【日時】12月6日(火)午後7時15分~9時45分
【場所】喫茶室ルノアール新宿区役所横店「マイスペース」第5・6会議室
http://www.ginza-renoir.co.jp/myspace/mys006.htm

【参加費】1000円(生活保護受給者など低所得者の方は500円。申告してください)
【定員等】※先着80名のみ。※会場の規定によりワンドリンク付きです。

【報告】
中下大樹(僧侶、いのちのフォーラム代表)
「大久保での見回り活動から見える孤立と貧困」

稲葉剛(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい代表理事)
「生活保護と住まいの貧困」

11月6日、新宿区大久保の木造アパートで火災があり、そこに暮らしていらっし
ゃった4人の方が亡くなり、2人の方が重体となる惨事になりました。

亡くなられた方々に哀悼の意をささげますとともに、焼け出された方々に心か
らお見舞い申し上げます。

今回の火災は、生活保護受給者や単身・高齢の低所得者が「孤立化」や「住まい
の貧困」という問題に直面していることを浮き彫りにしました。

亡くなられた方々を追悼し、火災を通して見えてきた問題を一緒に考えていくた
めに、緊急に集会を企画させていただきました。ぜひご参集ください。

【主催】いのちのフォーラム http://www.inochi.or.jp/
NPO法人自立生活サポートセンター・もやいhttp://www.moyai.net

【お問い合わせ】〒162‐0814 新宿区新小川町8‐20 こもれび荘 もやい気付
電話:03‐3266‐5744 メール:info@moyai.net


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■4

□働き方ネット大阪 第15回つどい□
就職難とブラック企業―「まともな働き方」を考える

【日時】2011年12月14日(水)午後6時30分~8時40分
【会場】エル・おおさか708号
京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より西へ300m
地下鉄堺筋線「北浜駅」より東へ500m

【参加費】500円(会場費+資料代)

講演1:「就職に求められる力と働き方」森岡孝二さん(関西大学教授)
講演2:「ブラック企業の傾向と対策」川村遼平さん(NPO法人POSSE事務局長)


新就職氷河期」のもとで、学生たちは、自分を見失いそうになりながら、つら
い「就活」に耐えています。
運良く正社員になれても、苛酷な労働と健康障害が待ち受け、非正規職にしか
就けなければ、細切れ雇用と貧困が待ち受けています。そして、労基法も守ら
ずそんな青年労働者を食い物にする「ブラック企業」がまかり通っています。
労働組合と市民社会が力を合わせて学生や若者のこのような状況を改善しない
限り、日本におけるディーセントワーク(まともな働き方)の実現はあり得ま
せん。
そこで、今回の働き方ネットの「つどい」では、就職とブラック企業について
最近出版された、次の2つの本の著者のお話を聞いて、改善への道筋をみんな
で考えたいと思います。

(1)『就職とは何か―〈まともな働き方〉の条件』(岩波新書)を11月に出版
した、働き方ネット会長でもある森岡孝二関西大学教授
(2)『ブラック企業に負けない』(旬報社)を9月に出版した、学生自ら労働
相談や調査を行っているNPO法人「POSSE」の事務局長の川村遼平さん

“We are the 99%”(「1%の大金持ちが支配し、99%が犠牲になっていいの
か」)をスローガンに、アメリカのウォール街で青年が立ち上がりました。
日本の学生・青年たちもこのような世界の流れに呼応して、連帯を広げ始めて
います。
今回のつどいでは、そのような連帯も確認し合いたいと思います。皆様のご参
加を、お待ちしています。

【主催】働き方ネット大阪( http://hatarakikata.net/ )
【連絡先】民主法律協会(TEL 06-6361-8624 )


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■5

社会的包摂政策の成功と失敗 ~イギリスの経験、日本の希望~

2011年4月。内閣官房に社会的包摂(ホウセツ)推進室が設置されました。
メディアにもあまり注目されませんでしたが、「派遣村」の湯浅誠氏を室長と
して迎え、貧困のみならず、無縁化、孤立化し、社会から切り離された人々を
社会に取り込む「社会的包摂」という概念を持ち込んだ新しい方向性が打ち出
されました。
既に、フランスの「反排除法」、イギリスの「社会的排除問題対策本部(Soc
ial Exclusion Unit:SEU)」、EUの社会的包摂ナショナル・アクション・プラ
ンなど、社会的包摂政策は、世界の社会政策の実践の場においても取り入れら
れています。しかしながら、社会的包摂推進室のモデルであったイギリスSEU
は、1999年と早くに設置されたのにも関わらず、新政権の下、現在は廃止され
ています。
10年間のSEUはイギリの社会政策に何をもたらしたのか、また、何を達成し、
達成しなかったのか。イギリスの経験から日本の包摂政策が学ぶべきものは何
か。日英の社会的包摂政策を牽引してきた2名を迎え、とことん議論します。
是非、ご参加ください。

【日時】2012年1月7日(土)13:00~17:15
【場所】慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール
【地図】http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html

開会挨拶: 西村周三(国立社会保障・人口問題研究所長)

基調講演: 「イギリスの社会的包摂政策:成功と失敗」デイヴィッド・ゴー
ドン(ブリストル大学)
「日本の社会的包摂推進室の試み」湯浅誠(内閣府参与、内閣官
房社会的包摂推進室長)

パネル・ディスカッション:
[イギリス] デイヴィッド・ゴードン(ブリストル大学)、ジョナサン・ブラ
ッドショー(ヨーク大学)、クリスティーナ・パンタジス(ブリストル大学)
(順不同)
[日本] 湯浅誠(内閣府参与)、岩田正美(日本女子大学)、駒村康平(慶應
義塾大学)、橘木俊詔(同志社大学)(順不同)
司会:阿部彩(国立社会保障・人口問題研究所)

【参加費等】同時通訳あり。参加無料(先着200名)。
【申込み】12月22日(木)までにインターネットまたはFaxでお申し込みください。

・インターネットの場合は、以下からご登録ください⇒
http://www.ipss.go.jp/int-sem/JPUK2012/index.html
・Faxの場合は、氏名、所属、連絡先(電話、Eメール)を明記の上、03-3502-
0636にお送りください。

※プログラムの詳細はチラシ(PDF)が上のホームページにありますので、ご覧くださ
い。

【主催】国立社会保障・人口問題研究所/ブリストル大学
【後援】慶應義塾経済学会 独立行政法人日本学術振興会 イギリスEconomi
c &Social Research Council

【お問い合わせ】
Email: JPUK2012@gmail.com (アットマークを半角文字に変更の上、送信
してください。)
Tel: 03-3595-2984 Fax: 03-3502-0636
担当:社会保障応用分析研究部 上枝 または 白瀬


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■6

公開セミナー 子どもの貧困に対する政策を考える

厚生労働省の発表によると、日本の子どもの貧困率は15.7%(2009年値)。198
0年代から一貫して増え続けています。
ようやく子どもの貧困を社会問題として認識しつつある日本社会ですが、子ど
も手当、高校授業料の無償化など、子どもに対する政策は迷走状態にあります。
今、日本が、子どもの貧困について、できることは何なのか。グローバル化の
避けがたい影響として、増え続ける子どもの貧困に手をこまねいて見ているし
かないのか。1999年に「子どもの貧困撲滅」を公約に掲げたイギリスは、201
0年に「子どもの貧困法」を成立させ、政府が子どもの貧困を削減することを
義務づけられました。
一方で、日本では子どもの貧困率は公表されたものの、貧困の子どもたちがど
のような状況にあるのか、子どもの貧困にどのような教育、福祉、社会保障政
策を打ち出していくべきか、模索の状況にあります。イギリスの十数年の成功
と失敗から、日本が学ぶべきことは何か。たっぷりと議論していきます。

【日時】2012年1月9日(月・祝)10:00~17:00  
【場所】同志社大学 室町キャンパス 寒梅館 ハーディーホール
【地図】http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_campus.html

開会挨拶: 橘木俊詔(同志社大学ライフリスク研究センター長)

第1部(10:10~12:00) 日英における子ども手当・子ども給付の迷走
1)「イギリスの家族手当の変容:新政権の動き」ジョナサン・ブラ
ッドショー(ヨーク大学)
2)「子どもの貧困対策と日本型福祉システムの限界: 子ども手当の
迷走」所道彦(大阪市立大学)
司会: 山森亮(同志社大学)

第2部(13:00~14:45) 子どもの貧困と社会的排除を理解する
1)「子どもの貧困における親の役割」エスター・ダーモット(ブ
リストル大学)
コメント: 阿部彩(国立社会保障・人口問題研究所)
2)「子どもの貧困と「重なりあう不利」」松本伊智朗(北海道大学)
コメント: ジョナサン・ブラッドショー(ヨーク大学)
司会: 矢野裕俊(武庫川女子大学)

第3部(15:00~16:45) 子どもの貧困に抗う実践プログラム
1)「子どもの貧困とソーシャルワーク」湯澤直美(立教大学)
2)「貧困と子どものコンピテンシー」埋橋孝文(同志社大学)
コメント: デイヴィッド・ゴードン(リンクブリストル大学)
司会: マーサ・メンセンディーク(同志社大学)

閉会挨拶: 阿部彩(国立社会保障・人口問題研究所)

※同時通訳あり。

【参加費・申込み等】参加無料、参加登録不要。 当日、直接会場にお越しください。

※プログラムの詳細はチラシ(PDF)をご覧ください(⇒ 
http://www.ipss.go.jp/int-sem/JPUK2012/index.html

【主催】国立社会保障・人口問題研究所/ブリストル大学
【共催】同志社大学社会福祉教育・研究支援センター/同志社大学ライフリス
ク研究センター
独立行政法人日本学術振興会 イギリスEconomic & Social Researc
h Council

【お問い合わせ】
同志社大学ライフリスク研究センター
http://liferisk.doshisha.ac.jp
Email: rc-risk@mail.doshisha.ac.jp (アットマークを半角文字に変更の
上、送信してください。)
Tel: 075-251-3728 Fax: 075-251-3727


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■7

被災地に共同食堂をつくりましょう。
私たちは被災地支援を続けます。
1 煉瓦1 万円基金に参加を!

3月11日の東日本大震災と福島第一原発事故によって、死者行方不明者が
約2万人、そして膨大な数字にのぼる被災者が避難生活や仮設住宅での生活を
余儀なくされています。
私たちは、震災発生直後の3月14日から被災地、とりわけ宮城県本吉郡南
三陸町への救援活動を開始しました。以降、救援物資の配送と志津川高校避難
所を中心にした炊きだしなどを継続的に取り組んできました。
この私たち名無しの震災救援団による志津川高校避難所の閉鎖までの活動の
経験と積み上げてきた被災者住民との交流、信頼をもとに、私たちは今、あら
ためて救援活動の第2ステージとも言うべき被災地における新しい活動を全国
のみなさんに呼びかけることとしました。

☆「共同食堂」の建設を

避難所から仮設住宅へ生活を移した被災者住民は、また更に地域コミュニテ
ィが分散させられることとなっています。被災者住民の中には自治会を結成す
るなどして住民間の連帯をつくり出す努力が行われる一方で、やはり多くの地
域では不安が更に募ってきているのも事実です。
このような状況の中で、旧志津川高校避難所の被災者ボランティアスタッフ
が中心となって、地域のコミュニティセンター的な「場所」づくりが呼びかけ
られました。私たちはこの呼びかけに応え、これまでの多民族救援活動の経験
とつながりを活かして「共同食堂」の建設を被災者住民とともにめざします。

☆「共同食堂」のめざすもの、イメージは次の通りです。

★被災者住民自らが運営していきます。事業体づくりをはかります。
★食の提供とともにコミュニティセンターの役割をめざします。
★社会的弱者・マイノリティーに開かれた場所をつくります。
★炊きだし、仮設住宅訪問など救援・復興ボランティアの拠り所としていきます。
★地域の協同した生活づくりを支援していきます。
★第二、第三の「共同食堂」が被災地各地に広がっていくことをめざします。

☆1煉瓦1万円基金にあなたも参加してください。

南三陸町志津川において、すでに活動はスタートしました。「共同食堂」の
建設場所が確保されています。中心となる被災者住民スタッフも決まりました
。運営イメージもほぼ煮詰まりました。あとは資金です

みなさんに呼びかけます。レンガをひとつひとつ積み上げるように、一緒に
「共同食堂」を立ち上げましょう。被災者住民が大震災・津波、そして原発事
故に対してどのようにこれからの生活を再建していくのかは、これからの私た
ちのこの社会全体の方向を指し示していくこととなります。南三陸町志津川で
の「共同食堂」建設は、その新たな第一歩です。一緒に参加しましょう。被災
者住民とともに。

☆1煉瓦1万円基金

基金は一口一万円です。
目標額は当面の資金として1,000万円をめざします。ただし、第2、第
3の「共同食堂」づくりを念頭に継続的に基金を募ります。

振込先:ゆうちょ銀行
口座名:名無しの震災救援団(ナナシノシンサイキュウエンダン)
店名:〇一八(ゼロイチハチ) 店番:018
口座番号:5946252

振替口座
加入者名:名無しの震災救援団(ナナシノシンサイキュウエンダン)
口座記号番号:00160-3-378028

参加者のお名前を多寡に関わらず「煉瓦ステッカー」に記載し、「共同食堂
」の壁に張り出します。送金いただくのと同時に、お名前、住所(都道府県、
市町村)など記入項目をFAX、Eメールなどでお示し下さい。もちろん、それが
無い場合も送金していただいたお名前で記入いたします。実際にステッカーに
記入する文字の大きさ、フォント、配置などはお任せ下さい。

FAX送信先:03-3836-9077
メールアドレス:info@74no9endan.com

☆「共同食堂」志津川1号(仮称)

住所:〒986-0775 宮城県本吉郡南三陸町志津川字廻館101-1
「ハイム高茂」跡地
運営スタッフ:内田智貴、内海明美、内田卓磨(M 3 R-abc)
旧志津川高校避難所スタッフ
建物:プレハブ(8畳大)を4棟

☆名無しの震災救援団ホームページをご覧ください
http://74no9endan.web.fc2.com/
志津川の運営スタッフによる呼びかけ、救援団の活動経過、基金申込フォー
ムなどこの共同食堂建設・一煉瓦一万円基金の案内を掲載しています。
よろしくお願いいたします。

名無しの震災救援団 代表 鳥井一平

【連絡先】全統一労働組合
東京都台東区上野1-1-12新広小路ビル5階
TEL 03-3836-9061 FAX 03-3836-9077
Email zwu@nifty.com


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